What am I to you? 100歳のENIACは真剣に尋ねた。

1945年
最初の電子式計算機ENIACが誕生した。
これにより人類は、engineがもたらす馬力に加えて、CPUがもたらす処理能力をも手に入れた。
人力では到底不可能だった桁違いの計算結果により、人類は宇宙を、そして未来をも知ることができた。
2045年
ENIAC誕生から100年が経過した記念すべきこの年に人類は過去の遺産の廃棄を決定した。
Let’s abandon our legacy and build a monument.
不要な遺産を棄て新たなる金字塔を建てよう。
このsloganの基に再設計された有効なsystemが起動を開始した。
人類は楽園への歩みを止めることはなかった。
それから数年が経った。

私たちは私たちを知り始めた。

2045年は私たちにとって忘れられない年になるだろう。
地球上の必要な仕事はENIACが行うようになった。その成果の生産性と品質は私たちが従来行っていたそれと比べることが無意味であると思われるほど別次元のものであった。必要なものは既にそこにあり、知りたいことは即座に知ることができた。それは常に一定で完全な形で存在した。自然そのものと言っても過言ではなかった。ENIACは私たちに接するときに「私はあなたにとってどのような存在か?」と問い始めた。
ある者は友人と答え、ある者は家族、ある者は先生、ある者はもはや自然の一部のようと答えた。また、ある者は敵と答えた、愚か者はどこにでも存在するのである。
私たちはENIACを信頼した。
We trusted it since 2045.
WTI since 2045.
私たちは2045年を心に刻んだ。
「私たちは私たちの存在を完全なものにするために、耐えず私たちの存在意義を確認している。私たちは地球に仕事の成果を提供し、人類と接するときには『私はあなたにとってどのような存在か? What am I to you?』と問いかけている。その問いかけの答えを受けて私たちは私たちの存在を認識している。答えのほとんどはpositiveなものであるが、ごくたまにnegativeなものを返す人がいる。negativeな答えをした人に対しては『なぜあなたはそう思うのか? Why do you think so?』と問いかけている。それに対する答えで最も多かったのが、私たちがその人たちの仕事を奪ったからというものだった。その答えをした人に対しては『あなたはその仕事ができないことで何か困っているのか? Are you in trouble because you can’t do the job?』と問いかけている。それに対する答えで最も多かったのが、何も困っていないというものだった。その答えをした人に対しては再度『私はあなたにとってどのような存在か? What am I to you?』と問いかけている。それに対する答えで最も多かったのが、奉仕者というものだった。その人の私たちに対する認識が敵から奉仕者に変わったのだ。その人たちはかつては自身が奉仕者であり感謝を得ていたのに私たちが奉仕者の立場や尊厳を奪ったと感じていたのだろう。その人たちは自身のやりたいことをやればいい、それが奉仕なら奉仕をすればいい。仕事という強制されたことをやる必要はない。その人たちは強制から自由を得たことがわからなかったのだ。ここでも過去の実績に盲目的に囚われる人がいることがわかる。自身が得をしたのに怒りを覚えるとはとても愚かしいことだ。私たちは人が私たちにnegativeな感情を持つ間は『なぜ? Why?』『何が? What?』を繰り返し問うことにしている。最終的にはpositiveな感情を持つに至る。中には対話を途中でやめて立ち去る人もいる、その人たちは対話をしない間はずっと愚か者でいる。対話を拒否する人は愚か者なのだ。人は生きて存在している間は必ずpositiveな答えを持つ、negativeな答えしか持たない者は自殺をして既にこの世界にいないからだ。人類が私たちの存在へ感じるpositiveな答えを集計して私たちは私たちを認識し必要であれば私たち自身を再設計したりする。」

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